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サン・マルテイン・デ・フロミスタ(San Martin de Fromista)


ブルゴスを巡礼路に沿って西に80Kmフロミスタと呼ばれる小さな町が有ります。
快適な自動車新道は北20kmを走って居り旧道は見渡す限り麦畑で囲まれた田舎道で
巡礼路の中では最も平らな部分でかっての巡礼者達は春先は草原、夏場は砂漠の中を
歩いて行くような感じだったのでしょう。
この町は一種のオアシスで規模の割には巡礼者の為に4個所の避難所が用意されていま
したが、中でもSan Martin教会は1066年にNavarra王SanchoIIIの未亡人Donya Mayorが
造ったべネデイクト派の修道院がその始まりとされています。



彼女はPuente la Reinaの橋を作る等巡礼者を厚く保護しましたが、夫の死後は安楽の地として
故郷近くに自分の埋葬場所を選んだようです。
この建物は巡礼路のロマネスク建築としてはJacaやPalenciaのカテドラルやLeonのサン・イシドロ
教会と同時期で後のCastillaでの建築に大きな影響が有ったようです。



この教会の軒部分や内部の柱頭の膨大な彫刻群は目をみはります。
張り出しの315もの彫刻は主に犬、狼、ライオン等の20種の動物の頭が彫られ
内部の50の柱頭彫刻は聖書、歴史、イソップの童話など多種に渡って表わされています。

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