Spainfan


女王の橋( Puente la Reina)


へミングウエイの”日はまた昇る”で紹介され、世界的に有名な”牛追い祭り”(Fiesta de San Fermin)が
毎年行われるパンプローナから24km西に”女王の橋”(Puente la Reina)と呼ばれる人口2千くらいの小さな
町が有ります。

ここも巡礼路としては重要な宿場町でしたが、ここはSamport峠から入りJaca方面から来る巡礼路と
Roncesvalles経由でPamplonaから来る道の合流点に成っていて、町の入り口の所に”全ての巡礼路は
ここで1つに成る”と刻まれています。

町に入って最初に左側に見れるのは12世紀にテンプル騎士団に依って作られたCrucifijo教会でここに有る
Y字型十字架のキリスト像はドイツから来た巡礼者が14世紀頃に持ってきた物だそうです。
この教会脇の修道院は現在カトリック学校であり、また巡礼者の避難所としての宿舎を提供しています。

更に進むと町の中央部当たりの右側にSantiago教会が見えてきます。
元々12世紀くらいのロマネスク教会だったのが14世紀頃にゴシック様式で改造増築されたようです。


Puente La Reina

町の外れに在るこの町の名前で象徴されるがっちりした石の橋は11世紀、熱心な信者であった
女王Donya Mayorに依って巡礼者の為に作られた物でです。
東海道の゛越すに越されぬ大井川”程ではなくとも疲れ切った巡礼者にとって川渡は大きな障害物だったと
見えてこのような橋はいたるところに築くられましたが、戦乱、洪水等で多くは破壊され数少ない
オリジナルの形を残している橋です。
平行して架けて有る近代的な橋から全体が見れますし、写真やスケッチには橋の反対側の丘に登って
アーモンドの木が植えてあるライムギ畑から見下ろすとPuenteLa Reinaの町並みが橋のバックに入り
素敵な景色が眺めれます。

又、先程触れたJaca方面への道を5km行った所にEunateの礼拝堂が有ります。
このロマネスク教会は12世紀頃やはりテンプル騎士団に依って作られたとされますが
周辺に見られる多くの墓石から、巡礼者の宿舎で埋葬場でも有ったようです。
8角形の形はSegoviaのVeracruz教会を思い起こしますね。

次へ

表紙へ